虫歯予防のための歯磨きグッズ

予防(よぼう)医学(いがく)と聞く(きく)と「病気(びょうき)を未然(みぜん)に予防(よぼう)する」ことと捉え(とらえ)られますが、広い(ひろい)意味(いみ)では怪我(けが)の防止(ぼうし)や身体的(しんたいてき)・精神的(せいしんてき)健康(けんこう)の増進(ぞうしん)を図る(はかる)ことも目的(もくてき)として含ま(ふくま)れています。身近(みぢか)なことでは、虫歯(むしば)の予防(よぼう)もそれに含ま(ふくま)れます。予防(よぼう)医学(いがく)とはそんなに難しく(むずかしく)構える(かまえる)ことではなく、日々(ひび)の生活(せいかつ)の中(なか)でできることです。ここでは、歯磨き(はみがき)についてお話(おはなし)したいと思い(とおもい)ます。みなさんは歯ブラシ(はぶらし)以外(いがい)の歯磨き(はみがき)グッズを使っ(つかっ)たことがありますか?ていねいに正しく(ただしく)歯(は)を磨く(みがく)習慣(しゅうかん)がついている人は(ひとは)、歯ブラシ(はぶらし)だけでもおそらく虫歯(むしば)や歯肉炎(しにくえん)などに悩む(なやむ)ことはないでしょう。しかし、今(いま)は便利(べんり)で手軽(てがる)な歯磨き(はみがき)グッズもいろいろと販売(はんばい)されていますので、いくつか紹介(しょうかい)したいと思い(とおもい)ます。●デンタルフロス…柄(え)のついた糸(いと)ようじと同じように(おなじように)、歯間(しかん)の汚れ(よごれ)を落とす(おとす)ものです。デンタルフロスは40pくらいの長さ(ながさ)に切っ(きっ)て両(りょう)手の指(てのゆび)に巻きつけ(まきつけ)て使い(つかい)ます。始め(はじめ)の慣れ(なれ)ないうちは、指(ゆび)を動かし(うごかし)やすい上(うえ)の前歯(まえば)から使っ(つかっ)てみるとよいかと思い(とおもい)ます。両手(りょうて)をやさしく動かし(うごかし)てこすると、歯ブラシ(はぶらし)では取り(とり)きれない歯垢(しこう)も取り除く(とりのぞく)ことができます。●インタースペースブラシ…毛先(けさき)が筆ペン(ふでぺん)のような形(かたち)をしている歯ブラシ(はぶらし)です。普通(ふつう)の歯ブラシ(はぶらし)では届か(とどか)ない部分(ぶぶん)が磨き(みがき)やすく、歯(は)の矯正(きょうせい)器具(きぐ)を付け(つけ)ている人(ひと)には特に(とくに)有用(ゆうよう)です。●フッ素(ふっそ)ジェル…家庭(かてい)で使える(つかえる)ものは低濃度(ていのうど)のもので、歯医者(はいしゃ)さんで購入(こうにゅう)できます。虫歯(むしば)予防(よぼう)には低濃度(ていのうど)のフッ素(ふっそ)ジェルを毎日(まいにち)継続(けいぞく)して使う(つかう)ことで効果(こうか)が得(え)られると言わ(といわ)れています。高濃度(こうのうど)のフッ素(ふっそ)溶液(ようえき)は歯医者(はいしゃ)さんや保健(ほけん)センターなどで塗布(とふ)してもらえますので、定期的(ていきてき)(3ヶ月(かげつ)おき)に通う(かよう)とより高い(たかい)効果(こうか)が得(え)られるでしょう。

予防医学

予防医学と聞くと「病気を未然に予防する」ことと捉えられますが、広い意味では怪我の防止や身体的・精神的健康の増進を図ることも目的として含まれています。

予防医学