目の疲れ
みなさんは携帯(けいたい)電話(でんわ)やパソコンを一日(いちにち)どれくらい使っ(つかっ)ていますか?仕事(しごと)でパソコンを使う(つかう)人(ひと)の中(なか)には、一日(いちにち)の4分(ふん)の1程(ほど)の時間(じかん)をパソコンの画面(がめん)を見(み)て過ごし(すごし)ている人(ひと)もいるのでしょう。また携帯(けいたい)電話(でんわ)の小さな(ちいさな)画面(がめん)とにらめっこしてメールを打っ(うっ)た後(あと)、顔(かお)を上げる(あげる)と目(め)がしょぼしょぼしてピントが合わ(あわ)ない、という経験(けいけん)をしたことのある人(あるひと)もいるのではないでしょうか。現代人(げんだいじん)は疲れ目(つかれめ)のリスクをたくさん背負って(しょって)います。仕事(しごと)や日々(ひび)の生活(せいかつ)に必要(ひつよう)なことなので仕方(しかた)ありませんが、同じ(おなじ)画面(がめん)をじっと見続け(みつづけ)ているとまばたきの回数(かいすう)が減り(へり)、ドライアイを起こし(おこし)てしまいます。ドライアイの症状(しょうじょう)は、目(め)の疲れ(つかれ)をさらに強め(つよめ)てしまいます。また、目(め)が疲れ(つかれ)たまま酷使(こくし)し続ける(しつづける)と、肩こり(かたこり)や頭痛(ずつう)、吐き気(はきけ)、食欲(しょくよく)不振(ふしん)などの全身(ぜんしん)症状(しょうじょう)を起こし(おこし)てしまうこともあります。予防(よぼう)医学(いがく)の観点(かんてん)から、こうした全身(ぜんしん)症状(しょうじょう)が出る(でる)前(まえ)に目(め)の疲れ(つかれ)は治し(なおし)ておきたいものです。物(もの)がかすんで見え(みえ)たり、目(め)の奥(おく)のほうに痛み(いたみ)を感じる(かんじる)という疲れ目(つかれめ)の症状(しょうじょう)は、軽い(かるい)うちに目(め)を休ま(やすま)せれば回復(かいふく)します。また、眼鏡(めがね)やコンタクトレンズを使用(しよう)している人は(ひとは)、使っ(つかっ)ているうちに視力(しりょく)と度数(どすう)が合わ(あわ)なくなってきて、それが疲れ目(つかれめ)を起こし(おこし)ていることもあります。定期的(ていきてき)に眼科(がんか)を受診(じゅしん)し、眼鏡(めがね)やコンタクトレンズの調整(ちょうせい)をすることをおすすめします。予防(よぼう)医学(いがく)の重要性(じゅうようせい)が改めて(あらためて)認識(にんしき)されている世の中(よのなか)です。たかが目(め)の疲れ(つかれ)、と思わ(とおもわ)ず、全身(ぜんしん)症状(しょうじょう)を招く(まねく)前(まえ)にゆっくりと目(め)を休ま(やすま)せてあげて、大きな(おおきな)病気(びょうき)に進ま(すすま)ないよう予防(よぼう)に努め(つとめ)てください。
予防医学
みなさんは携帯電話やパソコンを一日どれくらい使っていますか?
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